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 齊木魯烏(チム・ルウ)さんの日記「「ノーブレス・オブリュージュ」、、、【高貴なる責任】」
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「ノーブレス・オブリュージュ」、、、【高貴なる責任】
笑って・泣いて、しまった!!。
二つの小説の「ある」共通点に、気付いた・からだ。

ヒトツは、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の第三巻、竜馬が海援隊を創設する為に
江戸末期の三傑と慕われた福井藩主【松平春嶽(慶永)】に、金を借りに行くシーンだ。

司馬遼の文章をそのまま引用する。

【「 いったい、どこへいらっしゃるんで」
「越前福井」
「それはわかっています。福井のどこへいらっしゃるんです」
「城」
「へーえ、なにをしに」
殿様に会う」
藤兵衛はだまった。土佐藩でも虫けら同然の下級藩士で自分の藩の殿様にも拝謁が叶わない竜馬が、御三家に次ぐ家格の大名に会えるものかどうか
「会って、どうなさるんで」
「金を借りる」
ますます驚いた。
「立ち入ったことをきくようですが、いくらでございます」
「五千両」
正気の沙汰ではない。
が、竜馬はけろりとしている。】


このあと竜馬は、越前藩主、松平春嶽に拝謁し、無担保無利子で「五千両」を借り受け、
その資金を元に、日本で初めての株式会社となる亀山社中(後の海援隊)を設立するのである。

全く違う文章だ。福田和也の『昭和天皇』の第三巻だ。
昭和初期、田中義一内閣の無軌道な政策で東北の農家は疲弊し、『昭和維新』を断行しようと奔走していた(その無私な行為が結果的には、日本を戦争に駆り立てる結果となってしまうのだが)清水行之助という実在の無名の草莽の志士が、かつての御三家、尾張徳川家の当主で侯爵の徳川義親(よしちか)に会にゆくシーンだ。こちらも革命資金を借りに行くのだ。
以下原文を引用する。

【清水はまず、クデター計画を話した。
殿様は驚かない。維新の時は立派な人間から死んでしまって、残ったのは茶坊主みたいのばかりだった。もう一度、維新断行しなければならない。と大賛成の様子である。
事態の大きさを知っているのだろうかとも思った。が話を進めなければならない。
五十万いるんです。と清水は言った。

「ほう、五十万ね。」と殿様は言った。
五百円ならすぐに出るんだけど・・・・・、清水はからかわれているのかと思った。
「どこの華族でも、最近は五百円を越える出費には家令の承認が必要で、高額になると顧問を召集し審議しなくてはならないのだ。」
クーデタ資金を出すといって、賛成する顧問会議などあるはずがない。
(中略)
さすがに殿様は考え込んだ。悪いけどもう一度来てくれ、という。
二日後に行くと殿様は、ニコニコして、金は出来たという。
家令の鈴木信吉に話したら、そういう御用なら自分が切腹覚悟で案配しましょうと、
紀州徳川家の家宝ともいうべき金塊を処分して金を作ってくれた。
切腹は可愛想だなと、清水は思った。】

【義親が用立てた五十万は結局帰って来なかった。
敗戦後、日本社会党が設立されるにあたって、清水行之助が後援した三百万円の内、
五十万円は徳川義親からとして支払われた。
右翼の壮士が日本社会党のために巨額の資金を提供するのは、今日の眼からすると奇異に映るかもしれない。敗戦直後の混乱の中で清水は「国体護持」を果たすために、金をだしたのだ。】


竜馬が春嶽から借りた五千両が、現在の貨幣価値にしていくらになるか、
とか、清水行之助が義親から借りた昭和初期の五百万円が、何百億に相当するか・が、
問題なのではない。
実際、それらは巨額であるが、そんなことより、国家の存亡に際し、
全く無名無私な革命の志士に、藩主とか侯爵とかの人々が、無利子無担保で「資金」を与える度量の広さに、驚いた・のだ。

「高貴なる責任」
西洋武士道でいう【ノーブレス・オブリュージュ】が、春嶽  にしろ、義親にしろ
平然と行えるところが、殿様の【殿様】たる由縁だ!・・・・と、思い知らされた、
思いがした・のだ。

因みに【松平春嶽】こと慶永(よしなが)は、一橋慶喜(徳川慶喜)、島津斉彬、山内容堂、などと並び賞される江戸末期に傑出した名君である。
一方、義親は、学習院初等科を一年生の時、留年したボンクラだった。
図画では、真っ直ぐな線が引けず、音楽は調子っぱずれ、平均台も満足に渡れない子供だった。
成年後、かつての御三家・紀州徳川家の養子に迎えられ、養父の急逝により侯爵となり、帝大在学中に貴族院議員と成った人物で、敗戦後は長く日ソ交流協会の会長を勤めた。
この無私の殿様であった【徳川義親】こそ、じつは、、、、、
あの竜馬に五千両を貸し与えた福井藩主、松平春嶽の、六番目の実子なので・ある。

嗚呼、なんという、「高貴なる度量」なり哉!!!・・・・・と、

・思わず感涙して、しまった・のだ。



□◇□

2012/5/21   21:21   海外にて

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